一般社団法人日本公衆衛生看護学会

第4回 実践を研究発表につなげよう!~保健師が❤成果伝える10のトク~

「研究発表」っていうと、どうしようと思っちゃうかもしれないけれど、それって「成果を伝えられる」ってことで、保健師にとっておトクなことなんです!
今回は、去年2017年の保健師実践力向上セミナーの内容からポイントをお伝えします。

成果を伝えるってどういうこと?
ご存じのとおり、保健師はPDCAで活動を展開しています。計画して、実施して、その成果はどうだったのか? 何がよりよくなって、何が課題として残ったのか? 住民や関係者、自治体や組織内に成果を伝えるということは、説明責任を果たすことにほかなりません。成果を評価し改善することで、その自治体や組織の継続的質改善にも寄与します。
成果を伝えるメリットは?
健康づくり教室の参加者に「参加後の健康度がこんなに上がりました!」と伝えれば、その方々のエンパワメントになりますし、他の方々には「それなら私たちもやってみよか」の動機づけになります。全国色んな地域に広まれば社会貢献になりますし、同時に保健師や所属部署の認知度や評価が高まり、人員や予算の増加にもつながるメリットがあります。(紙面の都合上、ここに10のトクすべてを書けませんでした。詳細はこちらをご覧ください。 http://japhn.jp/wp/news/994.html )
成果を伝えるって研究と関係あるの?
成果って「地域の健康をここからあそこに高めよう」という目標を決めて、実施したあと、確かにその目標に達したか?、達せずともどの程度までいったのか?、を調べることで明らかになります。「調べる」というところに「研究方法」を使うことになります。量的に、最初ゼロだったものが、事後100に高まっていればそれだけの成果があったことになりますし(測定による前後評価)、質的に、最初不安な声だらけだったのが、徐々に笑顔や満足という声が増えていればそれも成果があった証拠(記述によるプロセス評価)となります。
でもー、研究って簡単にできることなの?
「成果を伝える」ことの意味を理解し、プロの保健師として○○と○○を持って活動したいと願っているあなたなら、きっとできるはずです! 保健師による保健師のための本学会は、これからも様々な研修やワークショップを企画して、保健師が学び合うことを支えます。ぜひ奮ってご参加ください。参考までに、去年の研修では、次のページの「活動の成果を見せる技術-解説と演習-」が紹介されていました。活動の評価方法が学べます。 http://www.phnspace.umin.jp/miseru/
れれれ? なんなんですか、その○○と○○って!?
失礼いたしました(笑)。看護師等の人材確保の促進に関する法律(通称:じんかくほう)には、我々の責務として、「(中略)自ら進んでその能力の開発及び向上を図るとともに、自信と誇りを持ってこれを保健師活動(原文は看護業務)に発揮するよう努めなければならない」とあります。「自信」「誇り」は、成果を伝え、住民や関係者に評価されてこそ湧いてくるものと思います。人々の健康のために、「成果を伝えられえる保健師」としての力量を高め、これからもみんなで「自信」と「誇り」を持って歩んでまいりましょう!!!
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