一般社団法人日本公衆衛生看護学会

理事長挨拶

理事長の写真

 日本公衆衛生看護学会は2012年7月に設立され、2015年4月には法人格を取得して一般社団法人となり、2021年度には設立10周年を迎え、2024年度は法人として10年目に入り、会員数も当初の300人から2千人規模に成長しました。理事長は、初代が佐伯和子先生(2012-2015年度、任意団体期間を含む第1期)、次いで麻原きよみ先生(2016-2021年度、第2~4期)が担われ、2022年度からの第5~6期を岡本が拝命しています。

 温暖化による気候変動、新興感染症によるパンデミック、国家間の軍事侵攻や紛争など、現代は、影響が地球規模に及ぶ事象が人々の命を脅かしている時代です。このような時だからこそ、私たち公衆衛生看護に関わる専門家は、誰一人取り残されない(No one will be left behind)、すべての人に健康を(Health for All)という上位目標に立ち返り、自分たち自身を整え、協力して歩みを進める力を高めていく必要があると思います。

 折しも2023年度には、保健師のコアバリューとコアコンピテンシーが保健師関連団体の合意に基づいて明確化されました。そこで今期の学会活動のモットーを「私たちのコアの定着と公衆衛生看護の機能強化」とし、公衆衛生看護の確実な学術的発展に基づく実践・教育・研究の質向上に励みたいと考えます。これによって、本学会が社会に対して果たすべき公衆衛生看護の方向性と構想を示したグランドデザイン2050の達成をめざして参ります。

 皆様には、変わらぬお力添えと、活発な活動ならびに交流を、どうぞよろしくお願い申し上げます。

〔活動方針(第6期)〕
2年間の活動方針は次のとおりです。
公衆衛生看護のグランドデザイン2050の公衆衛生看護の目標を達成するために日本公衆衛生看護学会が担うこと(実践・教育・研究の基盤整備)の推進
■関連団体との協働と機能強化の推進

2024年6月
一般社団法人日本公衆衛生看護学会
理事長  岡本 玲子

過去の理事長挨拶(2022年度)

過去の理事長挨拶(2020年度)

過去の理事長挨拶(2018年度)

過去の理事長挨拶(2016年度)

過去の理事長挨拶(2015年度)

過去の理事長挨拶(2012年度)

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