第22回 公衆衛生看護研究助成に応募しよう!
「公衆衛生看護研究助成」は学会員の研究活動を推進し、公衆衛生看護の学術的発展と研究・教育及び活動の向上と推進に寄与することを目的に行われている研究助成事業です。
会員の方々に積極的に応募していただけるよう研究助成事業について紹介します。
(学術実践開発委員会)(2023年5月22日掲載)
公衆衛生看護研究助成は、応募者が多く採択されるのが難しそうなイメージがあります…。
「宝くじは買わないと当たらない」とよく言われます。研究助成も似ているように思います。最初から諦めていては採択には近づきません。
宝くじのたとえは極端でしたね(笑)。私がお伝えしたかったのは、研究助成は応募しないと採択のチャンスすら巡ってこないということです。研究助成に興味を持たれたのであれば、ぜひ、チャレンジしてみてください。今が、その時です!応募書類で研究計画書を作成することは、思考が整理され、研究を客観的に考えられる良い機会にもなりますよ。
宝くじのたとえは極端でしたね(笑)。私がお伝えしたかったのは、研究助成は応募しないと採択のチャンスすら巡ってこないということです。研究助成に興味を持たれたのであれば、ぜひ、チャレンジしてみてください。今が、その時です!応募書類で研究計画書を作成することは、思考が整理され、研究を客観的に考えられる良い機会にもなりますよ。
公衆衛生看護分野で新しい観点での研究にチャレンジしたいのですが、独創的すぎる研究課題でも応募することはできますか?
公衆衛生看護分野で新たな観点での研究は、これからの公衆衛生看護学に貢献できる貴重な研究だと思いますよ。ぜひ、応募してください。これまでもチャレンジング(挑戦的)な研究が採択されていますよ!
これまでどのような研究が採択されていますか?
学会HPでご覧いただけます。
https://japhn.jp/wanted/grant/past
地域のニーズに対応した実践的かつ課題解決型の研究、公衆衛生看護の実践者と研究者の共同研究、大規模研究のための準備的研究など幅広い研究を助成の対象としています。大学教員だけでなく、実践現場でご活躍されている皆さんからの応募を歓迎しています。
https://japhn.jp/wanted/grant/past
地域のニーズに対応した実践的かつ課題解決型の研究、公衆衛生看護の実践者と研究者の共同研究、大規模研究のための準備的研究など幅広い研究を助成の対象としています。大学教員だけでなく、実践現場でご活躍されている皆さんからの応募を歓迎しています。
研究助成金はどのようなものに使えますか?
助成金は、研究打合せや調査のための旅費、質問紙印刷の印刷費、質問紙を郵送する通信費、テ-プおこしの人件費などに充てることができます。ただし、学会の参加費やその旅費には使えません。
公衆衛生看護研究助成にグループで応募したいのですが、全員が会員でないといけないのでしょうか?
研究代表者も共同研究者も本学会会員で当該年度の学会費を納めていることが求められます。入会手続き中は応募できないため、募集が始まる9月に間に合うように早めに入会手続きをとりましょう。
自治体の職員ですが、所属する組織に倫理委員会はありません。研究で必要だと思うのですがどうすればよいでしょうか?
本学会で研究倫理審査を行っています。
https://japhn.jp/ethics_inspect
学会員が行う「人を対象とする研究」について、審査を受けることができますので、こちらをご活用いただくこともできます。ただし、共同研究者の所属に倫理審査委員会がある場合は、そちらで審査を受けていただくことになっていますので、ご注意ください。
https://japhn.jp/ethics_inspect
学会員が行う「人を対象とする研究」について、審査を受けることができますので、こちらをご活用いただくこともできます。ただし、共同研究者の所属に倫理審査委員会がある場合は、そちらで審査を受けていただくことになっていますので、ご注意ください。
最後に、採択されるような申請書作成のポイントを教えてください!
特別なポイントということではなく様々な研究助成への申請と同様に、公衆衛生看護研究としての目的と意義が明確であること、目的に合致した実行可能性のある具体的な方法という点を心がけて作成してください。