第11回学術集会
テーマ
ポストコロナ社会における公衆衛生看護への期待-新たなコミュニティケアシステムの創出-
会期
2022年12月17日~18日
オンデマンド配信 2022年12月23日~2023年1月31日
会場
仙台国際センター(宮城県仙台市)
開催方法
ハイブリッド開催
会長
安齋由貴子(宮城大学)
副会長
只野里子(宮城県)
ホームページ
ポスター
優秀演題賞
テーマについて
第11回学術集会のテーマは、「ポストコロナ社会における公衆衛生看護への期待 ~新たなコミュニティケアシステムの創出~」としました。2019 年末以降、新型コロナウイルス感染症はパンデミックとなって、人々の生活は変化し、経済活動にも大きな影響をもたらしました。この結果、個人間や地域間の健康格差にも影響を及ぼし、生活習慣病、メンタルヘルスや自死、虐待等、従来の健康課題の増悪が進みました。また、社会に取り残される社会的孤立者の増加や、コミュニケーションの変化から発生する新たな健康課題への対応も求められています。
このような多様な健康課題の解決に向けて、公衆衛生看護従事者が活躍しました。人手不足が深刻な中、担当部署や所属機関内の体制を強化し、地域の資源を活用しながら、個人のケアシステム構築から、地域のニーズに対応した健康づくりのためのシステム構築を進めてきました。今後も、これらの経験をもとに、ポストコロナ社会に対応した様々なシステムを創造していくことが期待されています。
第11回学術集会では、多様なスタイルで多くの方にご参加いただけるように、オンラインか会場参加を選べる本学会初のハイブリッド開催としました。皆様と意見を交換し、交流する機会を持てるようなプログラムを企画し、ポストコロナ社会における公衆衛生看護について互いに語り合いたいと考え、本学術集会ではこのテーマにしました。
開催報告
第11回は学会初のハイブリッド開催となり、ポストコロナ社会における学会のあり方への一提言にもなる学会でした。新型コロナウイルス感染者数が日々、更新される中での準備、開催となりました。このような厳しい中での学術集会でしたが、協力員等含め1,369人の参加がありました。また、現地には、844人に来場いただき、久々に対面に、喜びの声で会場は活気づいていました。
メインプログラムはこちらの表(PDF)のとおりで、ライブ配信、オンデマンド配信ともに多くの方にご視聴いただきました。開催準備から会期終了までを振り返るスライドを作成しましたので、ご覧いただければ幸いです。