一般社団法人日本公衆衛生看護学会

第9回 「学術奨励賞」は、今後の「公衆衛生看護」研究と実践の貴重な「手がかり」になります!

「『表彰』なんて私は関係ない」。そんな気持ちを持たれる方もいるかもしれませんね。実は、本学会の表彰制度は、「研究」「教育・実践」それぞれの好事例を紹介し、今後のよりよい「公衆衛生看護」研究や実践活動の手がかりにつなぐものなのです。(表彰委員会)

学術奨励賞って何?
公衆衛生看護の発展と向上に寄与する業績のあった会員を選考し、表彰するもので、2015年から毎年行われています。
本学会誌に掲載された論文を対象とする「優秀論文部門」と現場で行われている教育・実践活動を対象とする「教育・実践部門」があります。
過去の学術奨励賞受賞者の方にお聞きすると、表彰や発表をきっかけに職場でも評価されて、活動の進化と深化につながることもあったようです。
「教育・実践部門」はどんな活動が対象になるの?
普段の私の活動も応募することができるのかしら?
選考年度の前の2年間に本学会の正会員の方が行った教育・実践活動で、毎年8月末までに、所定の申請用紙で応募していただいたものです。
応募方法については学会HPをご覧ください。
選考基準は以下の5項目です。
(1) 公衆衛生看護学上の活動の意義
(2) 活動の先見性
(3) 活動の成果
(4) 活動の発展性および将来性
(5) 活動の波及効果
活動の成果や波及効果などが感じられる事例は、是非ご応募ください。応募の詳細は、毎年6月下旬~7月上旬に学会HP以外に、メルマガでもご案内しております。
現場で行われている「公衆衛生看護活動」を見つめ直す機会になり、好事例をまとめて、共有するきっかけにもなります。
これまでどんな論文や活動が表彰されているのかな?
学会HPでご覧いただけます。
https://japhn.jp/wanted/award/past
そもそも本学会誌掲載の論文は、どうやって閲覧するの?
日本公衆衛生看護学会誌掲載の論文はJ-STAGEで公開されており、誰でも無料で閲覧できます。
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jjphn/-char/ja
また、2018年発行の7巻1号以降は学会ホームページ(会員専用ページ・要ログイン)で、全文PDFのダウンロードが可能です。
https://japhn.jp/members_only/m_journal
「教育・実践部門」にグループで応募したいけれど、全員が会員でないといけないのかな?
グループ内に本学会の正会員の方がいるとエントリーはできますが、受賞対象者は正会員であることが求められます。申請書に連名で記載される場合は、その全員が正会員でないといけません。
もし、受賞が決定したらどこかで発表するの?また、受賞者も参加申し込みが必要?
2020年は、学会初日(1/11)の「表彰式」参加と2日目(1/12)の「プロフェッショナル探求セミナーⅡ」で受賞活動の発表をいただきます。
また、受賞が決定された方も学術集会への参加申し込みが必要です。
「プロフェッショナル探求セミナーⅡ」は、発表の場であるとともに、学術奨励賞からの論文や活動の「ポイント」やその解説なども聞けるプログラムに発展させています。
これから応募を考えている人、そして、今後の公衆衛生看護の研究や教育・実践活動のヒントを得たい!という方は、是非お越しください!
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